【レッスン14】モヤモヤにさよなら

今日も一日一運レッスンにお越しいただきありがとうございます。

 

感情を溜め込んでいませんか?

 

以前ブログでも書いたことなのですが、これは今から15年ほど前の話。

 

取材で伺った初対面の飲食店オーナーに

「あなた、いろいろな感情を受け止めすぎてキツイでしょう!」と言われたことがあります。

私と話をしていて何か感じることがあったそうで、「純粋、というかお人好し、というか。

相手の言葉や思うことをそのまま受け止めてしまうみたいですね」と。

 

その時は初めてお会いした方にそう言われて、ただただびっくりしただけなのですが。

話をしているうちに、「そうそう!」と思う事、たくさんありました。

 

 

その当時の私は、自分の気持ちがどうなのかより相手の気持ちを気にしすぎていたために、家に帰ってからドッと疲れたり、

その場を平和にやり過ごすことを考えることに不要なエネルギーを使ってしまう。

 

 

理不尽なことを言われたり、されたりしても、その時には何も感じずに、

帰宅後、部屋に戻ってから怒りが湧いてくる、など、

あまりにも自分の感情に鈍感すぎる感じ。

 

さらに、そこからは延々とその嫌だった事について考えてしまうのです。

そんな悩み癖があったような気がします。

こんなふうに、悪循環の思考から抜け出すのは結構大変ですよね。

 

 

 ネガな感情にさよならしよう

 

話をしたオーナーは俗にいう「神通力」のある方らしく、飲食店はとても繁盛していたのですが、それは副業。

本業はほかに立派な会社があるのです。

なのにどうしてお店を開いたかと言うと、「こういう商売をしたらお客さんが喜んでくれるよ~」という声(お告げ?)が聞こえて、

その通りにお店を作ったら、大繁盛したということでした。

 

 

そして、そのオーナーが私に、

「ちょっと試して欲しいんだけど。あなたにピッタリの方法があるの」

と教えてくれたのが

「水に流す」ということ。

 

 

 

読んで字のごとく、嫌な事、忘れたいことを一刻も早く記憶や身体から逃がすために

できるのがそれ。

 

 

「水に流す」の語源を調べてみると、神事に由来しているようです。

自分の身体に溜まった不要なものを、滝に打たれることで洗い流す「禊(みそぎ)」

の考え方からきているとのこと。

つまり「水に流す」ことで禊を済ませる、ということなんですね。

 

 

 

 簡単に禊ができる方法

 

 

しかし日常生活の中で滝に打たれるなんてことは、そうそうできません。

そのオーナーが「いつでもできるし、自分もしている」と教えてくださったのが、

次の方法です。

①お風呂場(身を清める場所)で肘の内側から水を流す

②重力で指先から下に落ちるように、腕は下方向に向ける

これだけ。

お湯ではなく、水が良いそうです。

蛇口から直接で大丈夫です。

時間は自分が忘れたいことを念じて、納得できるくらいの時間でOK。

(私は30秒~長くても1.2分かな)

 

 

 それでも水に流したくない理由とは?

 

実はこのことを、ブログで紹介したのは今から3年前のことです。

それで、当初は「すごくいい方法ですね」「スッキリしました!」という感想もたくさんいただきました。

もしかしたらあなたも、これを読んで「早く試したい!」と思われたかもしれませんね。

 

 

ところが、いざ試そうとすると、

◎水に流すのがこわくなった、躊躇した

と意外な反応が出た方も、いたのです。

 

 

そんな方からは、「私は本心では、水に流したいと思っていなかったの?」と、少し戸惑ったというメッセージもいただきました。

 

 

でもこれ、気づくのが大事。

あなたが本当は、水に流したくないほどの「執着」を、持っているんだと、本当の気持ちが表に出てきたのです。

 

 

今日の「一日ひとつ」は……

 思うに、「水に流す」ということは、

必ずしも「相手を赦す」という意味ではないのです。

自分の気持ちをラクにするために「水に流す」んですよね、きっと。

 

 

「こんなことがあって嫌だった~~!」

だけどそんなことずっと思っていても、もう仕方ないから。

 

 

だから、これが今日の一つ。途中でもう、答えが出てるけれど。

「水に流す」です。

 

手、腕には神経がたくさん通っていますし、

特に手はよく使うものですから、よい刺激を与えるのはいいことです。

 

 

それでは、今日はこのへんで。
あなたの人生が豊かで幸せなものでありますよう、お祈り申し上げます。

 

ふだもとみほ

 

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