【レッスン11】成長のエナジー
今日も一日一運レッスンにお越しいただきありがとうございます。
植物を根こそぎ枯らす女
あなたは、家の中にグリーンがある生活を送っていますか?
あるいは、ガーデニングなど、庭の手入れを楽しまれているでしょうか。
私は、というと。
小さい頃から、植物との付き合い方がどうも下手くそ。
買って帰っても、いつのまにか枯らしてしまうことがほとんど。
夏休みの宿題で持って帰った朝顔も、すぐに興味を失って、水やりをするのは母の役目となっていました。
そんな私を、いつからか家族は「グリーンキラー」を呼ぶようになりました。笑
それは多分、手をかけてあげないってだけのことなんでしょうが、以前の私の手はそのくらいの破壊力を持っていたのですね。(おそろしい…)
私の友人は、植物を愛する人が割と多くて、そういう人たちが自宅で観葉植物や花を育てているのを見て「いいなあ」と、うらやましく思っていたのものです。
ところが最近、そんな私に変化が訪れたのです。
『どうせ家に持ち帰っても、植物の生命を無駄にしてしまうだろう』と、ずっと家に植物を置かない状態でしたが、先日ふと気が向いて
「これなら、大丈夫なんじゃないの?」
と、100円ショップでミニサイズの観葉植物を買ってみました。
その時から2週間が過ぎた今、周囲の予想を覆し、その葉は生き生きとした濃緑で張りもあり、1センチほど高さも伸びて、茎の下の方から新しい葉がどんどん出てきています。
私のしている手入れは…というと、これもカンタンなものです。
土の表面が乾いたら水をあげる。葉っぱをときどき拭いてあげる。
そして、毎朝、毎夕、声をかけてあげることにしました。
本当にただそれだけ。特別なことは何もしていません。
これはもう、グリーンキラーの汚名返上ができるかもしれませんね。
なぜグリーンキラーを卒業できたの?
手入れとしては最低限のことしかしていないので、今後は鉢の植え替えや追肥などが必要になるのでしょうね。
でも、それもまた、楽しみになっているこの頃。
私はこの一件で、なぜか自信を持ってしまい、次はリビングに少し大きめの観葉植物を購入しようと思っています。
ご存知の方もいらっしゃることでしょうが、家の中にグリーンを配置するのには、開運のポイントでもあります。
これは決して威張れることではありませんが、私は引っ越しの多い人生を送っています。
20歳過ぎて自分の意志で引っ越した回数は、両手で足りません。
もしかしたら、その引っ越し人生が植物を持たない暮らしの要因だったのかもしれませんね。
ですが、ただなんとなく自分の中で思いつく変化は、やっぱりこれ。
家の中が片付いて、空間が広くなったこと。
空気が滞る場所がなくなったことは、植物が生き生きと暮らせる家になった大きな理由のひとつでしょう。
メンタルと部屋の相関性
このコラムでも幾度か書いていますが、長いこと、私は『汚部屋』の主でした。
特にひどかったのが中高生の頃。
その後も、片付けや整理整頓は苦手で、モノはそこらじゅうに溢れた部屋に住み、両親はもう注意することすらしなくなっていました。
散らかった部屋は散らかったメンタルの表れ。
汚い状況を当たり前にしてしまったら、「汚い」が自分自身の標準。
きっと、植物がすくすくと育つようになったのは、私の住環境とメンタルのバランスがよくなったからだろう。と思っています。
今日の「一日ひとつ」は……
前々回の記事で、家を整えることで運気を招き入れる準備ができる、と書きました。
運気を上げる要素のひとつ「観葉植物」も同じなのです。
家をスッキリと片づけ、そして片付けることでメンタルも安定する。そんな中で受け入れてこそ、植物も喜ぶのです。
私が枯らしてきた植物の声は、こう言っていたかもしれません。
「もっと生きたい。もっと成長したい」と。
(今思えば、昔の植物たちに本当に申し訳ないことをしたと反省しています)
植物も人間も、本当は成長したい。
潜在意識は、生命の基盤、安心とも繋がっています。
あなたの成長したいという想いを、今日のひとつでは、こうやって手に入れます。
今日の一日ひとつは
上に向かって伸びをする。
伸びをするだけで、人は元気になれます。
私は、植物が上へ上へと成長する姿からも、毎日勇気をもらっています。
あなたがこれを実行することで、ハッと何かが変わったことを、きっと実感できることでしょう。
こんなふうに、ささやかなことが、人生を変える一歩になるはずです。
それでは、今日はこのへんで。
あなたの人生が豊かで幸せなものでありますよう、お祈り申し上げます。
ふだもとみほ