大切なことを話して【いい人・ダメな人】
悩んでいるとき、
困っている時。
自分ではどうしようもないくらい、
気持ちが混乱している……。
もしあなたがそんな状態なら、一刻も早くどうにかしたいと願うことでしょう。
そうなのですが、
そんな時に限って、
◉言わなくてもいい一言が口から出る
◉やらなくてもいいことを、やってしまう
◉やらないといけないことも、できなくなる
など、
普通では考えられない行動をしてしまうものですね。
だって、
冷静でいられないんだもの。
どうしたらいいのか、わからないんだもの。
と、感情に脳のすべてが支配されている時に、
人間はたいがい
いつにないミス
をしてしまいます!!
感情に身をまかせて行動を起こすと、
なぜ痛恨のミスをしてしまうのか、というと。
答えは実に簡単で、
視野が非常に狭くなってしまうから、なんですね。
「怒りの矛先」とはよく表現したもので、
ほんっと、矛先ですよ。そこしか見えなくなるんです。
だから、怒った後、どうなるかが想像できないんです。
そんなときに、私が効果的な解決だなと思うのはこれ。
アウトプットすること。
です。
感情でグチャグチャになっているのは、
現実の出来事と感情の区別ができないだけなので、
それを紐解くためには、
まずアウトプットが必要ですね。
ノートやメモに書くことは、
ひとりで出来るので、すぐに取り組めます。
そして、それよりもっと気持ちがスッキリするのは、
『信頼できる誰かに話を聞いてもらう』
ことです。
心理やコミュニケーションを学び、それを仕事にしている私だからこそ、
その有効性はいつも身にしみて感じます。
誰かに話すということは、精神安定にも繋がっているのですよね。
それで、ここで大事なのは
【その大切な話を誰にするのか?】
という相手選びです。
話す相手は慎重に選ばなければなりません。
なぜなら、相手によってその後の気持ちが大きく変わってくるからね。
自分が話したいのに、逆に話を被して返されるなんて人だと、
かえってストレスが溜まってしまいますよね。
それはいけません。
まあ、職業柄、やはりプロのカウンセラーに話して自分を整理することをお勧めしますが、もしそれ以外であれば。
私ならこんな人に話を聞いてもらうな、という基準があります。
私が話を聞いてもらうなら、こんな人。
それは、
【幸せな人】
です。
幸せな人は、相手の話を聞くだけの気持ちの余裕を持っていますからね。
【幸せな人】の判別材料としては、
自分が満たされていることの証として、
他者に寛大であること。
かなと、私フダミンは思います。
本当に幸せな人って、他人の幸せを心から願う人ですからね。
だから、
あなたの大切な話を打ち明けるなら、必ずそういう人にしましょう。
私はこれまで膨大な人と会い、お話をしてきましたが、
幸せなひとに意地悪な人はいませんよ。
あなたはこの世にたった一人の、大切なあなたです。
そんなあなたを、どうぞ大事に考えてくださる人とご縁がありますように。
あなたの心にパッと灯りをともすような、
そんな優しい方にこそ、大切な話をしましょうね。